■ザイナブ
(CV:渡辺明乃)
　

カシムに従う「霧の団」の女性幹部。
魔法武器「赤幻霧刀（セキゲンムトウ）」を使う。
赤い霧を発生させ、吸い込んだ人間の不安や期待をあおり、その幻を見せる。
この力で国軍の兵士たちに幻を見せ、警備の目を掻い潜っていた。
ただし、心が強い人間に対しては効果がない。

■ハッサン
(CV:丹沢晃之)

　

「霧の団」の幹部の一人。
魔法武器「黄侵霧刀（オウショウムトウ）」を使う。
これで傷をつけると、どんなものでも、たちまち黄色い酸の霧に浸蝕され崩れていく。
この力で、貴族の家の壁を崩し、押し入っていた。

■ラシッド・サルージャ（バルバッド先王）



第22代バルバッド国王。
正妻との間にアブマド・サブマドを、アニスとの間にアリババをもうける。
カシム率いる霧の団の襲撃にあった翌日に息を引き取った。

■シンドバッド■
（CV：小野大輔）

名主として国民から慕われているシンドリア国王。
14歳の時に攻略した第1迷宮「バアル」を始め、七つの海、七つの迷宮を制し、複数の「ジン」を従えている。
八人将と呼ばれる臣下たちからも尊敬されているが、
酒癖が悪く、泥酔して「金属器」を盗まれるなど度々問題を起こしては彼らを困らせている。

■ジャーファル■
（CV:櫻井孝宏）

シンドバッドに忠誠を誓う八人将の一人。
普段はシンドリア王国の政務官をしているが、シンドバッドの酒癖、
女癖の悪さといった、政治以外の事にも頭を悩ませている。
普段は物腰が柔らかいが、シンドバッドを侮辱されると我を忘れて殺意を向けるというような二面性を持つ。
特殊な暗殺術の使い手。

■マスルール■
(CV:細谷佳正)

シンドバッドに忠誠を誓う八人将の一人。
モルジアナと同じ、戦闘民族ファナリスの１人で、人間離れした身体能力を持つ。
シンドバッドと出会った頃は、レーム大陸で幼いながら剣闘士（格闘競技の戦士）をしていた。
現在は、剣よりも、その身体能力を生かした武術の使い手としてシンドバッドに仕えている。
言葉数が少なく、喜怒哀楽を滅多に表に出さない。

ナンド3兄弟

バルバッドから逃げる難民を捕まえて、奴隷商人・ファティマーに売っていた盗賊団だったが、
アジトにしていた砦をアラジンとモルジアナによって壊滅されてしまった。
途方に暮れている所、偶然にも酔い潰れているシンドバッドを見つけ、金属器を盗んでしまう。


S・ナンド
（CV：志村知幸）
長男。左目に眼帯をしている小太りな男。



L・ナンド
（CV:福原耕平）
次男。巨漢の男。



M・ナンド
（CV:赤羽根健治）
三男。優男。

■ライラ
（CV:池澤春菜）

砂漠で行き倒れていた所をサアサに助けられ、彼女の所属している隊商（キャラバン）に入った。
口調は男勝りだが、性格は仲間思いで優しい少女。

■サアサ
（CV：佐藤聡美）

隊商長の娘で、行き倒れていたライラを助けた恩人。
女性的で優しいので、アラジンのお気に入り。

■ファティマー
（CV：置鮎龍太郎）



奴隷商人。盗賊団と共謀して奴隷狩りされた異民族や貧困層の人間を売りさばいている。
オアシス都市デリンマーから、バルバッドへの一本道にある砦をアジトにしており、
通過するキャラバンを襲っている。

■練白瑛（れん　はくえい）
（CV:水樹奈々）



煌帝国初代皇帝の第三子、第一皇女。白龍という大切な弟がいる。

父が侵略した国の敗残兵に暗殺された事により、武力ではなく、
理想と志こそが人の心を掴むものだと思い知る。
その為、将軍として遣わされた、北西中原の侵攻も、武力ではなく、
黄牙一族が煌帝国の傘下に入る事を承諾する平和的解決を望んでいる。

「世界統一」を望む彼女もまた、「王の器」であり、
煌帝国のマギに誘われた迷宮攻略者である。
狂愛と混沌のジン「パイモン」を従える。金属器は羽扇で、風をあやつる。

■パイモン
（CV：大原さやか）



煌帝国の皇女・練白瑛を「王の器」として認め、王にするべく力を貸しているジン。
風を操る力を持っている。
白瑛が常に胸に携えている羽扇を金属器として宿る。

■李　青舜（り　せいしゅん）
(CV:瀬戸麻沙美)



白瑛の北西中原の侵攻に部下として付き従う。
白瑛とは旧知の仲で、共に迷宮を攻略している。
そのため、「パイモン」の能力の恩恵を受ける強力な戦士「眷属」として白瑛の元で力を振るう。
「眷属器」は「双月剣」。